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体調不良が続くと、上唇の端部が、ピリピリ、チクチクすることがあります。鏡を覗くと上唇の端部に小さな水疱が…。口唇ヘルペスです。口唇ヘルペスヘルペスとほ、「単純ヘルペスウイルスI型」（HSV-1)と呼ばれるウイルスの感染が原因です。多くの場合子供の頃に感染し、一度感染するとウイルスが神経節に潜伏します。風邪などで体力が落ちると活性化し水ぶくれなどの症状が出ます。現在では、抗ウイルス剤が薬局でも購入出来ますが、1週間ほど、ジクジクした水ぶくれが続き、この間多量のウイルスが放出されるので注意が必要です。気づいたのが夜間だった為、口唇ヘルペスにお灸が効くのかどうか早速試してみました。やり方は、水疱の近くにモグサを糸状にひねり線香で、火を点け直ぐに指で押し消すを繰り返す、糸状灸という手技です。火を指で押し消した時にチクッとした痛みを感じ、それが刺激として脳に入力されます。4〜5壮を1週間続けたところ水疱は、当初の2箇所から増えることなく、6日程で消滅しました。当初、2〜3日で消えるかなと期待していましたが、抗ウイルス剤を使用した時と同程度の日数がかかりましたが、水疱の数、大きさが増えないのは大きな発見でした。口唇ヘルペスにも、お灸は一定の効果があると考えても良さそうです。初めて発症したときには、自己判断せず、口唇ヘルペスかどうか医療機関（皮膚科）を受診して下さい。特に初めての発症の際には、症状が重症になる場合があります。口唇ヘルペスの水ぶくれの中には、たくさんのウイルスが詰まっています。患部を触ったら良く手を洗って他の人に移さないように気をつけてます。食器やタオルなどの共有も辞めましょう。再発させないためにも、規則正しい生活が大切です。
すごいお灸の話しPart2（口唇ヘルペス）